「能ある鷹は爪を隠す」の意味とは?意味や使い方を解説!

「能ある鷹は爪を隠す」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「能ある鷹は爪を隠す」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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能ある鷹は爪を隠す

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「能ある鷹は爪を隠す」とは

人の能力を推し測る時に使われる言葉です。

普段冴えないサラリーマンがいざという時に活躍する場面、実際に見たことがある人も多いのではないでしょうか。
今回はそのような状態を表すことわざのご紹介です。

「能ある鷹は爪を隠す」の意味や使い方を解説しますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「能ある鷹は爪を隠す」の意味とは?

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「能ある鷹は爪を隠す」の意味

「能ある鷹は爪を隠す」は「高い能力や才能を持つ者は、普段はその能力をひけらかすことはない」という意味のことわざです。

冴えない中年男性でも実は英語がペラペラだったり、弁護士免許を持っていたりなど、隠された能力を持っている人は意外と多いものです。
しかし普段からそれをひけらかすと、いくら能力があっても良い印象を持たれませんし、警戒心を与えてしまいますよね。

才能や能力は、普段はしまっておくものだという教訓を表したのが「能ある鷹は爪を隠す」ということわざです。

由来としては、言葉の中にもあるように「鷹」が獲物を取る時になぞらえていると言われています。
狩りをする時に最初から敵意をむき出しにしていては、獲物に勘付かれてしまいます。
最初は爪を隠しておいて、捕獲する直前になって武器を出す。
これが「能ある鷹」の戦略です。

「能ある鷹は爪を隠す」の類語としては「大賢は愚なるが如し」が挙げられます。
こちらも、「賢い人こそ普段は愚者のようにふるまうため、一見能力があるとはわからないものだ」ということわざです。
ドラクエの遊び人が賢者に転職する場面が目に浮かびますね。

どのような場合でも、賢い人ほど馬鹿に見えるのかもしれません。

「能ある鷹は爪を隠す」の使い方・例文

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「能ある鷹は爪を隠す」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 彼は最後の切り札を隠したまま戦いを進め、最後に大逆転することになった。
    能ある鷹は爪を隠すと言うが、周りがその能力に全く気付くことは無かったようだ。
  • まさかあなたにこの数式が解けるとは思わなかったな。
    能ある鷹は爪を隠すとはこのことだね。

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