「言わぬが花」の意味とは?意味や使い方を解説!

「言わぬが花」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「言わぬが花」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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言わぬが花

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言わぬが花」を英語で表現する場合は、「better leave it unsaid」が適しています。「better leave it」が「より一層いい」、「unsaid」が「口に出さない」を意味しており、「口に出さない方がより一層いい」という意味になります。

また、類語である「沈黙は金」ということわざを英語表現にした、「silence is golden」も適しています。状況に応じて使用してください。

「言わぬが花」の意味とは?

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「言わぬが花」とは、「何かを説明するとき、全て言ってしまうよりもある程度まで言って余韻を残した方が趣きがあること」という意味のことわざです。

「言わないほうが粋である様子」を意味する、「言わぬが花」ということわざは、1から10まですべてを説明することは簡単です。しかし、あえて言わないことにより「奥ゆかしさ」や「おもむき」が感じられることを表しています。

「言わぬが花」の使い方・例文

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「言わぬが花」を使った言葉の1つに、「言わぬが花の吉野山」があります。「言わぬが花の吉野山」は、ことわざや成句(せいく)を用いた、言葉遊びである地口(じくち)に当てはまります。地口にはいくつかの種類があり、「言わぬが花の吉野山」は「韻を踏んだ地口」で、「吉野山」に深い意味はありません。

「言わぬが花」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文

    話題の映画を見に行ったんですが、とても面白かったです。結末は言わぬが花、これから見る人もいるだろうから、伏せておくことにします。
  • 例文

    誰にでも人当たりのいいAさん。そんなAさんにも、苦手は人物がいるというのは言わぬが花でしょう。

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