「良薬は口に苦し」の意味とは?意味や使い方を解説!

「良薬は口に苦し」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「良薬は口に苦し」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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良薬は口に苦し

良薬は口に苦し」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Good medicine is (tastes) bitter to the mouth.
    (良薬は口に苦し。)

「良薬は口に苦し」の由来には、3つの説があります。
・「韓非子外儲編」が出典とされる説
・『孔子家語』が出典とされる説
・『史記』が出典とされる説
これらのいずれかが由来であるとされていますが、決定的なものは未だに分からないそうです。

「良薬は口に苦し」の意味とは?

「良薬は口に苦し」とは、「自分のためになる注意や助言は、聞き入れがたいということ」という意味のことわざです。
 

「良薬口に苦し忠言耳に逆らう」と言う場合もあります。

他人からの注意や助言を「良薬」、聞き入れがたいことを「口に苦し」とたとえている表現です。

また、言葉通りに「いい薬は苦い」という意味で使われる場合もあります。

「良薬は口に苦し」には以下のような類義語があります。

  • 「忠言耳に逆らう」:忠告の言葉は、感情を害することがある。そのため、聞く人にとっては聞き入れにくいものであるということ。

「良薬は口に苦し」の使い方・例文

Photo byJanBaby

「良薬は口に苦し」は、その時は辛くても、後になってためになるような時に使います。

例文を見て、使い方を確認していきましょう。

例文

  • 例文
    今すぐにでも逃げたい気持ちでいっぱいですが、良薬は口に苦しと言うし、もう少し耐えてみようと思います。
  • 例文
    親友からきつい言葉を言われてショックを受けました。しかし、良薬は口に苦しで、あとで役に立つと思って聞きました。

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