最終更新日: 2020年5月22日

「馬子にも衣装」の意味とは？意味や使い方を解説！

「馬子にも衣装」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「馬子にも衣装」の意味や使い方、例文について解説していきます。

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馬子にも衣装

「馬子にも衣裳」
読み方(まごにもいしょう)

ということわざを一度は耳にしたことがあると思います。

この言葉は間違った意味で覚えて使っている方もおおく、その間違った意味で他人に使ってしまうととても失礼になってしまいます。

こちらでは馬子にも衣裳の正しい意味と由来について説明させていただきます。

また、類語や対義語、使い方も併せてご紹介します。

「馬子にも衣装」の意味とは？

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「馬子にも衣裳」の意味とは
この諺の読み方は「まごにもいしょう」です。

「馬子にも衣装」の由来は

昔よく馬にモノや人を乗せて運ばせていました。
その馬を操るのを仕事とする人を馬子と呼んでいました。
この馬子という職業の身分は低いとされていましたので、その馬子にもちゃんとした身なりをさせるとそれなりにいい身分の人に見えるということから、馬子にも衣裳と言われるようになりました。

「馬子にも衣装」の意味「どんな人でも、いいものを着たり身なりを整えればそれなりに立派に見える」という意味なのです。

よくこの馬子を読み方が同じ孫だと勘違いしている方もいるようです。

孫は何を着せてもかわいい、似合うという意味と勘違いして他人に使うととても失礼になってしまいますので気を付けなければなりません。

「馬子にも衣装」の類語

鬼瓦にも化粧
木株にも物着せよ
杭にも笠
猿にも衣装
麦藁人形も装束から
などがあります。

「馬子にも衣装」の対義語

君飾らざれば臣敬わず
公卿にも襤褸
衣ばかりで和尚はできぬ
などがあります。