「隣の芝生は青い」の意味とは?意味や使い方を解説!

「隣の芝生は青い」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「隣の芝生は青い」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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隣の芝生は青い

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皆さんは「隣の芝生は青い」という言葉をしっていますか?

割とよく耳にする言葉かと思います。

今回は「隣の芝生は青い」のと言葉の意味を紹介していきます。

「隣の芝生は青い」の意味とは?

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「隣の芝生は青い」は「自分のものより他人のものが良く見える」という意味です。

例え同じ芝生だったとしても、隣の芝生の方がなぜか青々として見える、そんな人間の心理的な弱さをついた言葉です。

類語は「無い物ねだり」「我が家の米の飯より隣の麦飯がうまい」です。

「無い物ねだり」は字の通り自分に無いものをほしがることです。

それは環境だったり、才能だったり、自分には無いものなら何でもです。

「隣の芝生は青い」のように他人を羨ましく思ってしまう心情と似ていますが、少し違います。

結果的には羨ましく思ってしまうかもしれませんが「無い物ねだり」はその欲しい環境や才能に対して使われる言葉でそこに他人がいようといまいと関係ありません。

ニュアンスは似ていますが、少し違う言葉となります。

次に「我が家の米の飯より隣の麦飯がうまい」ですが、こちらは「隣の芝生は青い」とほぼ同じ意味だと思っていいでしょう。

しかも「米」と「麦飯」を比べています。

麦飯より米の方が美味しいはずなのに、他人のものと言うだけで麦飯の方が美味しく感じるというのです。

このことから「隣の芝生は青い」をより強調した言葉だと言えるでしょう。

「隣の芝生は青い」の使い方・例文

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人を羨んでしまうのを諌める時に使います。

例文

  • 例文・そんなに彼の才能を羨ましがるな。私には君の才能も素晴らしいと思っているんだから、それは隣の芝生は青いというやつだよ。
  • 例文・隣の芝生は青いというじゃないか。皆、のんきに幸せそうに見えても影ではいろいろ努力しているんだ。君も与えられた環境で幸せを感じられるようにならなきゃな。

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