「沈黙は金」の意味とは?意味や使い方を解説!

「沈黙は金」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「沈黙は金」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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沈黙は金

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「沈黙は金」とは

比較的よく使われる言葉ですが、おそらくほとんどの方が読み方を間違えて覚えているはずです。
また、具体的な意味も詳しくはご存知ないのではないでしょうか?

今回は「沈黙は金」の意味や使い方、正しい読み方などもご紹介いたしますので、ぜひ最後まで読んで行ってくださいね。

「沈黙は金」の意味とは?

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「沈黙は金」の意味

「沈黙は金」とは「黙るべき時には沈黙を貫くことに価値がある」という意味のことわざです。
実は「沈黙は金」の後にも「雄弁は銀」という言葉が続き、正確には「沈黙は金なり、雄弁は銀なり」という使い方をします。

「沈黙は金なり、雄弁は銀なり」とは、雄弁、つまりよどみなく話せることは非常に価値があることだが、黙るべき時を察する能力のほうがもっと大切だ、という意味の言葉です。
それぞれの価値を金と銀に例えて、上下を明確にしています。

どのような時に黙っているのが良いかというと、例えば何かまずいことが起きた時です。
ここで雄弁に言い訳をしてしまうとかえって墓穴を掘ることがありますよね。
弁解したいと思っても、ひとまずぐっとこらえて黙ることができるほうが、喋り続けるよりも難しく、価値があるというわけです。

さて、おそらく多くの方が「沈黙は金」を「ちんもくはかね」と読んでいると思います。
しかしこのことわざにおいての「金」は「きん」と読みます。
つまり「ちんもくはきん」と読むのが正解で、「かね」と読むのは誤りです。
これは「金と銀」を比較していることに由来するもので、銀(ぎん)と対比する「金」は「きん」と読みますよね。
勘違いをしている人がかなり多いと思いますので、ぜひ正しく覚えてください。

「沈黙は金」の類語としては、他にも「言わぬが花」という言葉があります。
こちらも余計なことは言わないほうが良いという意味で、「沈黙は金」とほぼ同義となります。

「沈黙は金」の使い方・例文

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最後に「沈黙は金」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 失敗の言い訳を長々喋ってしまい、余計雰囲気が悪くなってしまった。
    沈黙は金という言葉が身に染みた。
  • 彼にそれを言ってはいけないよ。
    沈黙は金だからね。

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