「目の上の瘤」の意味とは?意味や使い方を解説!

「目の上の瘤」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「目の上の瘤」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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目の上の瘤

皆さんは「目の上の瘤」という言葉を知っていますか?

あまり良い意味ではないですが、使う場面が限られます。

今回は「目の上の瘤」の言葉の意味を紹介していきます。

「目の上の瘤」の意味とは?

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「目の上の瘤」とは「邪魔なもの、目障りなもの」という意味です。

「めのうえのこぶ」と読みます。

「目の上のたんこぶ」と言われることもありますがどちらも同じ意味です。

目の上に瘤ができてしまうと自分では見えない上にどうにもできなくてうっとおしく思うことからできたことわざになります。

「瘤」を邪魔なものの比喩として一般的に使われるようになったのは江戸時代になってからです。

「目の上の瘤」の使い方・例文

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類語は「鼻の先の疣々(イボイボ)」です。

こちらも鼻の先ということで見えにくくどうしようもないことから「目障りだ・邪魔だ」という意味になりました。

「目」か「鼻」の違いでこの2つは同じ意味になります。

他にも「邪魔者だ」「目障りだ」が類語として挙げられますがこちらは「目の上の瘤」とは少し違います。

道で大声で話している若者がいたとしても「邪魔者だ」「目障りだ」とは言っても「目の上の瘤」とは言いません。

「目の上の瘤」はその名の通り「目の上」つまり「目上」の人に使うことが一般的です。

年齢がというより自分より立場や能力が上の人のことを疎ましく思う時に使います。

ビジネスの世界で使うことが多いのではないでしょうか。

「邪魔だ」というより数倍伝わりやすい「目の上の瘤」を使ってみると会話が弾むかもしれませんね。

例文

  • 例文・目の上の瘤である課長がいる限り私の出世はないな。
  • 例文・才能溢れる同僚は目の上の瘤だ。

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