「柳に雪折れなし」の意味とは?意味や使い方を解説!

「柳に雪折れなし」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「柳に雪折れなし」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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柳に雪折れなし

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柳に雪折れ無し」の由来をご紹介していきます。

柳の枝は、しなやかで柔らかいのが特徴です。

そのため、枝に雪が降って重さがかかってしまっても、そのしなやかさで振り払うことができます。

この様子を表現したのが「柳に雪折れなし」なのです。

「柳に雪折れなし」の意味とは?

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「柳に雪折れ無し」とは、柔らかくしなやかなものは、意外にも堅いものより丈夫であるということという意味のことわざです。「柳の枝に雪折れなし」という場合もあります。

例えば、ガラス製のコップとプラスチック製のコップを落としたとします。結果としては、高確率でガラス製のコップは割れてしまいます。一方、プラスチック製のコップは割れない可能性が高いです。

一見、ガラス製のコップが頑丈そうですが、ガラス製のコップにはしなやかさがありません。落ちた時の衝撃を吸収することができないため、割れてしまいます。

また、人生において何らかの壁にぶつかった時、柔軟な心持ちでいる方が上手く対応できるという意味もあります。

「柳に雪折れ無し」は、後者のような意味合いで使われることが多いです。この場合、「柔軟」や「臨機応変」などと同じニュアンスになります。

「柳に雪折れなし」の使い方・例文

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「柳に雪折れ無し」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文

    彼は、柳に雪折れなしというような人ですから、みんなの意見を柔軟に捉えてうまくまとめていました。
  • 例文

    彼女は柳に雪折れなしということわざがぴったりな人だから、頭は悪くても世あたり上手にやっていけるだろうとよく言われています。

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