「好きこそ物の上手なれ」の意味とは?意味や使い方を解説!

「好きこそ物の上手なれ」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「好きこそ物の上手なれ」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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好きこそ物の上手なれ

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「好きこそ物の上手なれ」とは

何かの物事に打ち込む時によく使われる言葉ですね。

一体いつから、どのような経緯でこのような言葉が使われるようになったのでしょうか。

今回は「好きこそ物の上手なれ」の意味や使い方をご紹介いたします。

「好きこそ物の上手なれ」の意味とは?

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「好きこそ物の上手なれ」の意味

「好きこそ物の上手なれ」は「どのような物事であっても、好きで夢中になれることに対しては人は努力をするものだから、上達が早い」という意味の言葉です。

趣味や仕事などどのようなことでも、好きなことには熱中し、夢中になって時間が過ぎていきますよね。
必然的に打ち込む時間が長くなりますから、上達も早くなるのでしょう。

「好きこそ物の上手なれ」の詳しい語源や由来はわかっていませんが、古代中国の思想家である「孔子」がまとめた「論語」の中にも、「好きこそ物の上手なれ」と似たような表現が出てきます。

孔子というと紀元前551ごろの人物ですから、2000年以上も前から「好きなことには夢中になって打ち込む」という人間の性質は変わっていないということですね。

「好きこそ物の上手なれ」の類語としては、「好きは上手のもと」という言葉が挙げられます。
語感もほぼ同じで、意味としてもほとんど同義です。

「好きこそ物の上手なれ」の使い方・例文

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「好きこそ物の上手なれ」を使った例文をご紹介いたします。

どちらも「好きなことは上達が早い」という意味の文章となっています。

例文

  • 漫画家になるには途方もない量の練習をこなさないといけないのに、好きこそ物の上手なれ、ですね。
  • 好きなことはどんなことでも、続けて行ったほうが良い。
    好きこそ物の上手なれで、続ければいずれ形になるものだよ。

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