「塵も積もれば山となる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「塵も積もれば山となる」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「塵も積もれば山となる」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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塵も積もれば山となる

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「塵も積もれば山となる」とは

日常やビジネス問わず、よく使われる言葉ですね。
聞いたことがない人はほとんどいないと思いますが、意味を深く考える機会はあまりないものです。

そこで今回は「塵も積もれば山となる」の意味や由来、使い方などを詳しくご紹介いたします。
知識も日々積み重ねることで大きな財産になりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「塵も積もれば山となる」の意味とは?

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「塵も積もれば山となる」の意味

「塵も積もれば山となる」は「塵のように小さなものでも積み重ねていくことによって山のように大きなものになる」という意味のことわざです。

「塵も積もれば山となる」は江戸時代のいろはかるたにも使われていますが、元はインド仏教で使われていた格言だとされています。
インド仏教においての「塵」は「悪いこと」という意味でした。
小さな悪いことでも積み重ねていくと、抜けられないほど大きな悪事になってしまう。
そのような意味で伝わっています。

日本においては「塵=悪」という意味はなく、単に「小さなもの」を意味します。
大きな山であっても、それを作るのは小さな石や砂、草木ひとつひとつです。

我々の日常においても、今日できることはわずかかもしれません。
しかし日々積み重ねていくことでいずれ大きな成果になっていくのです。

「塵も積もれば山となる」の類語としては、「積土成山」があります。
「土を積んで山と成す」=「地道な積み重ねがいつか大きな山になる」となり、「塵も積もれば山となる」とほぼ同義です。
 

「塵も積もれば山となる」の使い方・例文

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最後に「塵も積もれば山となる」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 今できることは少ないけれど、毎日続けていけばいつか必ず大きな成果になるだろう。
    「塵も積もれば山となる」だ。
  • 塵も積もれば山となると言うじゃないか。諦めないで続けていきなさい。

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