「油断大敵」の意味とは?意味や使い方を解説!

「油断大敵」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「油断大敵」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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油断大敵

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「油断大敵」とは

読み方は「ゆだんたいてき」です。
おそらく聞いたことがない人はほぼいないレベルの、非常によく知られている四字熟語ですね。

しかしどうして「油を断つ」と表現されることになったのか、その由来はご存知でしょうか?
今回は「油断大敵」の意味や使い方だけでなく、由来もご紹介いたします。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「油断大敵」の意味とは?

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「油断大敵」の意味

「油断大敵」とは「注意を怠り気を抜くと失敗のもとになる」という戒めを意味する言葉です。
「油断すると命取りになる」のようなことですね。

しかしどうして「気を抜く」もしくは「注意を怠る」ことを「油断」と表現するようになったのでしょうか。
実は「油断」の由来には二つの説があります。

ひとつめは、古代インドの王様が油がいっぱい入った器を家臣に運ばせ、一滴でもこぼせば死刑にすると命じたことです。
まさに「油」が原因で命が「断たれる」わけですね。

ふたつめの由来は、のんびり、ゆったりという状態を表す「ゆたに」という言葉が元になったという説です。
こちらのほうが平和的な語源なので、できればこちらが有力だと思いたいですが、実際は前者の「王が家臣を油が原因で処刑する」のほうが有力な説のようです。


うまくいっている物事でも、油断していると足元をすくわれます。
順調に進んでいる時こそ気を引き締めていきましょう。

「油断大敵」の使い方・例文

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最後に「油断大敵」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • もうすぐ山頂だが油断大敵です。安全に最大限配慮して昇っていきましょう。
  • 火を扱う時はどんな場合でも油断大敵だよ、と子供に教えている。

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