「堅忍不抜」の意味とは?意味や使い方を解説!

「堅忍不抜」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「堅忍不抜」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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堅忍不抜

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「堅忍不抜」
読み方(けんにんふばつ)

意志が堅くどんなことにも耐え忍んで心を動かさないという意味です。

横綱・若乃花が横綱昇進の口上で「堅忍不抜の精神で精進していきます」と述べたことは有名ですよね。

この記事では、そんな「堅忍不抜」の意味や使い方をご紹介させていただきます。

「堅忍不抜」の意味とは?

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「堅忍不抜」(けんにんふばつ)

意味は「意志が堅い、どんなことにも耐え忍んで心が揺らがない、動かさないこと」です。

「堅忍不抜」の「堅忍」は、堅い意志で耐え忍ぶこと、我慢強いことを意味しています。「不抜」は、固くて抜けないというところから、心を動かさないこと。
意志が堅い、揺らがないことを表しています。

「堅忍不抜」の由来

「堅忍不抜」の由来は、中国・宋の詩人「蘇軾(そしょく)」の言葉です。
 

古之立大事者,不惟有超世之才,亦必有坚忍不拔之志。
古(いにしえ)の大事を立つる者は、惟(た)だに超世の才有るのみならず、亦た必ず堅忍不抜の志有り。

昔の大事を思い立った者は、世に卓越した才能があるだけではなく、我慢強く耐えて揺るがない志を持っていた。

蘇軾が言いたかったことを解りやすくしますと、昔に偉業を成し遂げた人は、才能だけではなく、忍耐強くぶれない意志を持っていたと、言うことです。

この意味から、強い意志でどんなことにも耐え忍ぶという意味の「堅忍不抜」という四字熟語が生まれました。

「堅忍不抜」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 堅忍不抜の精神を貫く人は、大成する。
  • 例文 私の知人は、堅忍不抜な心が魅力的だったが。大金を持ってしまったら変わってしまった。

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