「一気呵成」の意味とは?意味や使い方を解説!

「一気呵成」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「一気呵成」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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一気呵成

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「一気呵成」とは

読み方は「いっきかせい」です。
「呵」は「あ」とも読みますが、「呵責(かしゃく)」のように「か」と読むほうが多いので、「一気呵成」の「呵成」も「かせい」となります。

読み方を見ると聞いたことがある言葉だと思う方が多いかもしれませんが、日常的に使う言葉ではありませんよね。
具体的な意味はちょっと検討がつかないのではないでしょうか。

今回は「一気呵成」の意味や使い方をご紹介いたしますので、ぜひしっかり読んで覚えていってください。

「一気呵成」の意味とは?

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「一気呵成」の意味

「一気呵成」は「文章などを一気に書き上げること」もしくは「物事を一気に成し遂げること」という意味を表す言葉です。

「一気」は「一呼吸」を表す言葉です。
よく「一気にやってしまおう」という言い方をしますが、この「一気」は「一呼吸の間にすぐやってしまう」という意味で使われています。

「呵成」の「呵」には「しかる」「わらう」など色々な意味がありますが、「息を吹きかける」もしくは「かっとなり怒鳴る」というような状態も表します。
そして「成」は「成し遂げる」ことを表す漢字ですので、「呵成」は「一息に成し遂げる」「勢いをつけて成し遂げる」というような意味を持つ言葉となります。

「一気呵成」の語源は17世紀ごろに中国で編纂された「詩藪(しそう)」という書物の表現が元になっていると言われています。
「凍った筆を息で温めて、文章を一気に書き上げる」というシーンが元になり、「一気呵成」になったようです。

「一気呵成」の使い方・例文

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最後に「一気呵成」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • ここまで来たらあと一息だ。
    一気呵成にやってしまおう。
  • 急にイメージが湧いてきて、一晩で一気呵成にストーリーを書き上げてしまった。

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