「色即是空」の意味とは?意味や使い方を解説!

「色即是空」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「色即是空」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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色即是空

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「色即是空」とは

「しきそくぜくう」と読みます。
少し難しい四字熟語ではありますが、時々耳にすることがありますよね。
一般的な言葉ではないので意味をご存知の方はほとんどいないのではないでしょうか。

今回は「色即是空」の意味や由来をご紹介いたします。
かなり深い意味の言葉ですので、由来を知ることで世界の見え方が違ってくるかもしれません。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「色即是空」の意味とは?

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「色即是空」の意味

「色即是空」は「この世の物事や現象など全ての存在には、実体はない」という意味の言葉です。
元は仏教の般若心経に由来しています。
般若心経では「色即是空 空即是色」という言葉が続いていくのですが、「空即是色」とは「実体のないものが縁によって目に見えるものになっている」という意味です。

「色」とはサンスクリット語で「ルーバ」といい、「全ての物事や現象」を表します。
「空」は「実体がないこと」を表します。

つまり「色即是空 空即是色」というフレーズは物事や現象が刻々と変化し、実体があるように見えてもすぐになくなってしまう。
そして、実体がなかったものも、また縁があれば実体を伴っていくということです。

ここから「色即是空 空即是色」とは、毎日のその瞬間を大切に過ごすべきだという教えとなっています。
人や動物、世界において「色即是空 空即是色」の考え方は共通していると思って良いでしょう。

「色即是空」の使い方・例文

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「色即是空」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 所詮この世は色即是空だから、あまり物事に執着しない方が良い。
  • 色即是空 空即是色だからこそ、日々を大事に生きよう。

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