「一世一代」の意味とは?意味や使い方を解説!

「一世一代」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「一世一代」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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一世一代

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もともと、「一世一代」は芸能用語でした。能や歌舞伎の役者は、役者人生を締めくくる最後の舞台で、最も得意な役を演じます。このことを「一世一代」と指したのです。

そのため、現在でも、役者や俳優の最後の演技を「一世一代」と表現する場合があります。しかし、その場合、「一世一代」は「いっせいちだい」ではなく「いっせいいちだい」と読むため、注意しましょう。

「一世一代」の意味とは?

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「一世一代」とは、「一生でたった一度の非常に重要な出来事」という意味の言葉です。
 

「一世」と「一代」という言葉は、どちらも人間の一生のことを指します。

つまり、同じ意味をもつ2つの熟語を組み合わせることで、「人生」という意味を強調しているのです。この強調が、「人生のなかで最も重大なこと」という意味合いをつくりました。

したがって、「一世一代」は「人生で二度とないような、非常に重要な出来事」という意味をもちます。


 

「一世一代」の使い方・例文

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「一世一代」は、人生のなかで重要なターニングポイントを表す際に使われます。また、前向きな意味合いで用いられていることもわかります。
 

「一世一代」を英語に訳すと、次のような表現になります。

 

  • once in the life time
    (人生のなかでたった一度の)
  • the first ans last experience of lifetime
    (人生のなかで最初で最後の経験)



「一世一代」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう

例文

  • 例文

    あの選手にとって、明日の大きな試合は一世一代の勝負となるでしょう。
  • 例文

    結婚式は一世一代のイベントといっても過言ではありません。

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