「一病息災」の意味とは?意味や使い方を解説!

「一病息災」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「一病息災」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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一病息災

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「一病息災」とは

読み方は「いちびょうそくさい」です。
「無病息災」なら聞いたことがあっても、「一病息災」はちょっと耳慣れない言葉ですよね。
一体どういう時に使う言葉なのでしょうか。

今回は「一病息災」の意味や使い方をご紹介いたします。

「一病息災」の意味とは?

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「一病息災」の意味

「一病息災」とは「何か一つくらい持病があったほうが、逆に体に気を付けるので健康で長生きできる」という意味の言葉です。

「息災」とは「無事である・健康である」という意味の言葉です。
そこに「一病」とつくことで「一病息災」という四字熟語になりました。

全身どこも悪くない方は、健康に気を付けようという発想がなかなか出てこないものです。
しかし持病があって体のどこかが痛い、何となく不調であるという人の場合、常に自分の身体を気遣い検診を欠かさないですよね。
そのため病気を早期に見つけることが可能です。

全く健康だと思っていた人が久しぶりに検診を受けてみたら、実は思わぬ大病を患っていたということはよくあるものです。
長生きできるのは、意外と「少し具合が悪い人」なのかもしれません。

なお「一病息災」と似た言葉に「無病息災」がありますが、こちらは「健康で元気な様子」を表します。
「一病息災」とは全く意味が異なりますのでご注意ください。

「一病息災」の使い方・例文

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最後に「一病息災」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 子供の時から持病があることが不満だったが、大人になって一病息災という言葉を知った。
    確かに常に検診をしているおかげで大きな病気はしたことがない。
  • 元気だと思っていた親戚が急死してしまった。
    全く検診をしていなかったそうだが、一病息災というのは本当かもしれない。

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