「猪突猛進」の意味とは?意味や使い方を解説!

「猪突猛進」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「猪突猛進」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

目次 [表示]

猪突猛進

Photo bycreozavr

猪突猛進」という言葉をご存知ですか?

座右の銘や目標、自分や第三者の性格・気質の説明などに使われることが多く、馴染みのある四字熟語だと思います。

その一方で、あまりよく分からずに使っていたという人もいるでしょう。

よく使われる四字熟語の理解を深めることで、自信を持って発信することができるようになります。

この記事では、「猪突猛進」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。
 

「猪突猛進」の意味とは?

Photo by272447

「猪突猛進」は、「周囲の人のことや状況などを考えずに、一つのことに向かって猛烈な勢いで突き進むこと」を意味する言葉です

「ちょとつもうしん」と読みます。

直線的に猛烈なスピードで走るという猪の生態に由来する表現です。

使用の際に気をつけたいのは、「向こう見ずである」「後先を考えず軽率である」というような否定的なニュアンスが含まれているということです。

「彼は若さゆえに猪突猛進なところがあるから、トラブルが生じそうになったらベテランの君がフォローしてくれないか」のように、真っ直ぐに突き進むがゆえに周りが見えなくなってしまうという懸念材料があるときに使われる言葉です。

もちろん、「あの人の猪突猛進なところが取引先に気に入られた」のように、肯定的に使われる場合もありますが、そこには「向こう見ずではあるけれど」という留保があります。

ただ、たとえば猪年のときの年賀状で「今年は猪突猛進で頑張ります」などと使われるように、「一生懸命に頑張る」と同義の定型句になっている場合もあります。

「猪突猛進」の使い方・例文

Photo bywebandi

ここでは「猪突猛進」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • 今年は猪突猛進で一つのことにひたむきに取り組んでいきたいと考えています。
  • 彼は猪突猛進タイプなので、冷静に大局を分析するのが得意ではないようだ。

関連する記事

記事ランキング