「無知蒙昧」の意味とは?意味や使い方を解説!

「無知蒙昧」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「無知蒙昧」の意味や使い方、例文について解説していきます。 

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無知蒙昧

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無知蒙昧」の「無知」は何も知らないこと、「蒙昧」は知識が不十分で、その道に明るくないことを意味する単語です。

似た意味を持つ単語を重ねることで、より強く「物事を知らない」という意味を表しています。


「蒙昧」は元々、暗いことを表す単語です。その意味が転じ、物事の道理に暗いことを表すようになりました。

「蒙」は、訓読みでは「蒙(くらい)」と読む漢字です。「昧」も同じく、「昧(くら)い」と読みます。

「無知」と「蒙昧」が、似た意味の言葉を重ねて強調しているのと同様に、「蒙」と「昧」も同じ意味の漢字を重ねてできた熟語です。

「無知蒙昧」の意味とは?

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「無知蒙昧(むちもうまい)」とは、「知恵や知識がなく、浅はかなこと」という意味の四字熟語です。
 

たとえば、ライターという道具を知らない子供がいたとします。この子供はライターが何をするための道具なのかを知らないので、手に取ってしまった時に使い方を間違って、火傷をしてしまう危険性があります。

このように、「無知であることで、自分に危険を及ぼしたり周囲に迷惑を掛けたりと、愚かな行為をしてしまう」ことが「無知蒙昧」のニュアンスには含まれています。

「無知蒙昧」の使い方・例文

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「無知蒙昧」は、決して良い意味を表す言葉ではないので、使う際には注意しましょう。特に、個人に対して使うと失礼な表現になってしまうので、避けた方が良いでしょう。

「無知蒙昧」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    当時の民衆は無知蒙昧だったため、根拠のない噂に踊らされてしまいました。
  • 例文
    詐欺師は、無知蒙昧な者をターゲットにして陥れるのが常套手段です。

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