「酔生夢死」の意味とは?意味や使い方を解説!

「酔生夢死」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「酔生夢死」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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酔生夢死

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「酔生夢死」
読み方(すいせいむし)

という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
普段あまり使わない四字熟語なので、見かけても意味が分からないという方が多いと思います。

今回はこの「酔生夢死」の意味や使い方をご紹介させていただきます。

「酔生夢死」の意味とは?

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「酔生夢死」の意味とは

この四字熟語の読み方は「すいせいむし」です。

何となく良き響きがありますよね。

意味を見てみると
「ぼんやりと夢を見ているような、または酒に酔ったような状態で日々を過ごし、特別に何かを成し遂げることもなく無気力でそのまま一生を終えること」とあり、それほどではありません。

私たちの日々の生活をふと見直してみると、案外この四字熟語が当てはまる方も多いかもしれません。

目標ややる気が特に起きず、毎日をただ無気力に生きているといわれる現代の若者はまさにこれですね。

「酔生夢死」の由来

「酔生夢死」の由来は「程子語録」という書物にあります。

中国の儒学者、程顥(ていこう)の論語の中の一節に「酔生夢死」という言葉が出てきます。

「酔生夢死」の類語

「酔生夢死」と似た意味を持つほかの言葉に

飽食終日
無為徒食
走尸行肉

などがあります。
「飽食終日」は一日中食べることばかりで他に何も成し遂げることもなく。一日が終わるという意味で「無為徒食」も同じように働かず食べるだけの役に立たないひとを表します。

「走尸行肉」とは、生きていてもなんの役にも立たない人のことを指していう言葉です。

「酔生夢死」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 私の学生時代は正に酔生夢死の状態だった。
  • 例文 何も成し遂げる目標も持たず、ただただ酔生夢死状態で生きてしまっている。

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