「万里一空」の意味とは?意味や使い方を解説!

「万里一空」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「万里一空」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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万里一空

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「万里一空」とは

読み方は「ばんりいっくう」です。
あまり聞いたことがない言葉ですね。
しかし格好良い印象の語感ですし、意味としても座右の銘にしたいほど良い言葉なんですよ。

今回は「万里一空」の意味や使い方をご紹介いたします。

「万里一空」の意味とは?

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「万里一空」の意味

「万里一空」は「目標を見失わずに努力し続けること」という意味の言葉です。

「万里」の「里」とは距離を表す言葉で、1里は約4㎞を表します。
その1万倍が「万里」ですので、4万㎞といったところでしょうか。
そのような長い距離も「一空」、つまり「ひとつの空」の下にあるわけです。
どんなに長い道のりも空の下においてはひとつであることから、努力をし続ければ必ず目標につながるはずですよね。
こうした意味が「万里一空」にはあるのです。

「万里一空」は、かの剣豪、宮本武蔵が自身の書物に記した言葉が語源とされています。
一説には「五輪書」に記載があるとされているのですが、実はこれは誤りで、本当は「兵法三十五箇条」という書物に「万里一空」の記載があると言われています。
いずれにしても「万里一空」が宮本武蔵の言葉であることには変わりありません。

「万里一空」はその成り立ちや意味から、言葉自体にファンがついています。
例えば野球選手の桑田真澄さんや大相撲の琴奨菊など、多くのスポーツ選手が「万里一空」を座右の銘として掲げています。

「万里一空」の使い方・例文

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「万里一空」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 今は苦しいが、努力を続ければ必ずいつか叶うはずだ。
    万里一空の気持ちで、めげずに頑張ろう。
  • 万里一空を座右の銘に精進してきた結果、ついに目標に到達することができた。

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