「曖昧模糊」の意味とは?意味や使い方を解説!

「曖昧模糊」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「曖昧模糊」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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曖昧模糊

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「曖昧模糊」

という四字熟語、難しい漢字ばかりですが、皆さんは読み方をご存じでしょうか。

耳で聞くと「ああ、あれか」と思い当たる言葉かもしれません。が、意味や使い方となるといかがでしょうか。

今回は「曖昧模糊」という言葉の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

「曖昧模糊」の意味とは?

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「曖昧模糊」の意味とは
読み方(あいまいもこ)

四字熟語は「曖昧」と「模糊」という二つの熟語が合わさって成り立っています。「曖昧」は「あいまい」、「模糊」は「もこ」と読みます。

「曖昧」の「曖」という漢字は、「暗い」「はっきりしない」「覆い隠す」といった意味を示します。また「昧」という字もまた「暗い」「愚かで、ものごとを知らない」といった意味合いを持ちます。

つまり「曖昧」はどちらも同じ意味の漢字を重ねたもので、「はっきりしないこと」「ぼやけていること」や「いかがわしい」といった趣旨の言葉です。

一方「模糊」も「曖昧」と似た意味合いを持つ熟語です。

「はっきりしないさま」や「ぼんやりとしたさま」「もうろうとした状態」を表します。太宰治の作品「佐渡」に「あの雲煙模糊の大陸が佐渡だとすると、到着までには、まだ相当の間がある」といった一節があります。「雲煙模糊」とは、雲と霧でぼんやりとかすむ姿を表現した言い方です。

このように「曖昧模糊」(あいまいもこ)は同じような意味の字と熟語を連ねた形になっており「(ものごとが)はっきりせず、ぼんやりしている」
ことを強調する意味合いを持つ四字熟語だといえます。

「曖昧模糊」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 曖昧模糊の類語には「あやふや」「五里霧中」「漠然」などがあります。
  • 例文 説明が曖昧模糊で解りづらい。

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