「和洋折衷」の意味とは?意味や使い方を解説!

「和洋折衷」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「和洋折衷」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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和洋折衷

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「和洋折衷」とは

ほとんどの方が読めると思いますが、読み方は「わようせっちゅう」です。
最近は「和洋折衷」のものは珍しくなくなりましたね。

しかし、例えば和と洋ではなく、中国の様式が混ざる場合はどのように表現するのでしょうか。
また、「和洋折衷」とはいつから使われるようになった言葉なのでしょうか?

今回は「和洋折衷」の意味や使い方、由来などを詳しくご紹介いたします。

「和洋折衷」の意味とは?

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「和洋折衷」の意味

「和洋折衷」とは、「日本と西洋の文化や要素を織り交ぜて取り入れること」を表す言葉です。
 

「和洋折衷」は日本と西洋、つまりヨーロッパもしくは欧米といった文化を混ぜたものです。
トイレだけは今でも和式と洋式に分かれていますが、その他はもう和風と洋風の区別がつかないようなものも多いですよね。
現代の日本は、生活スタイルのほぼ全てが「和洋折衷」と考えることができます。

しかし日本に大きく影響している文化には洋風の他に「中華風」があります。
そのため「和洋折衷」を「和洋折中」と表記して「日本、西洋、中国」の3つが混ざったものだと解釈することもあります。

ただし「和洋折中」は言葉としては間違っています。
日本、西洋、中国を表す時は「和漢洋」とするのが正しい表現ですので気を付けましょう。

「和洋折衷」を最初に提唱したのは、幕末の朱子学者である斎藤拙堂だと言われています。
当時の日本ではまだ、西洋の文化を取り入れることはあまり好ましくないことでした。
しかし斎藤拙堂は「優れたものであれば西洋の文化でも取り入れるべきだ」と主張し、この時に「和洋折衷」という概念が生まれたとされています。

「和洋折衷」の使い方・例文

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最後に「和洋折衷」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 部屋のインテリアは和洋折衷を意識して選んでいます。
  • 最近は和食専門店でも和洋折衷のメニューが増えてきた。

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