「半死半生」の意味とは?意味や使い方を解説!

「半死半生」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「半死半生」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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半死半生

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「半死半生」とは

読み方は「はんしはんしょう」です。
ドラマや漫画でもよく使われますし、日常会話とまでいかなくても色々なところでよく見聞きする言葉ですよね。

今回は「半死半生」の意味や使い方をご紹介いたします。
普段よく使う言葉でも、改めて味わってみるとまた新しい発見があるものですよ。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「半死半生」の意味とは?

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「半死半生」の意味

「半死半生」は「死にぎわで、生死の境をさまよっていること」という意味の言葉です。

「半死(はんし)」とは文字通り「半分死んでいる」、「半生はんしょう)」とは「半分生きている」という意味です。
「半生」は「はんなま」と読んでしまうと意味が変わってしまいますので気を付けましょう。

四字熟語は中国発祥の故事成語であるものも多いのですが、「半死半生」に関しては中国に同じ言葉が存在しないため、日本で独自に生まれた四字熟語とされています。
「半死」だけでも意味は通じますが、わざわざ「半生」と対義語のような言葉を付け加えるところが、語感を大事にする日本ならではの言葉だと言えますね。

「半死半生」の類義語としては同じ四字熟語では「満身創痍」、四字熟語以外では「九死に一生を得る」が挙げられます。
人は死んでしまえばそれで終わりですが、どんなに望みが薄くても生きてさえいればその後やり直しは利きます。
半死半生、満身創痍で生死の境をさまようような状態でも、最後まで諦めずにいたいものです。

「半死半生」の使い方・例文

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「半死半生」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 事故で半死半生の死にぎわ状態だったが、誰かに呼ばれるような気がして、目覚めることができた。
  • 半死半生の状態で命からがらここにたどり着いた。

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