「晴耕雨読」の意味とは?意味や使い方を解説!

「晴耕雨読」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「晴耕雨読」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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晴耕雨読

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現代では「晴耕雨読」な生き方というと自給自足の面を取り上げられるよりも、悠々自適な生活、自分のしたいことをする生活という面が取り上げられています。

このように「晴耕雨読」を解釈される理由には、現代では自分のしたいことをして生活することは難しいと考えている人が多く、その裏返しとも言えるでしょう。特に若い世代は生活するために自分のしたいことを我慢して働いているという考え方が主流のようです。

「晴耕雨読」の意味とは?

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「晴耕雨読」とは「せいこううどく」と読みます。
その意味は字のごとく「晴れた日には外に手で田畑を耕し、雨の日は書を読むこと」という意味です。晴れた日には体を使って汗を流し、雨の日には読書によって頭を使える喜びを味わえる生活が、人にとって理想的な生活だと伝えています。

また田園に閑居する自適な生活なため「悠々自適な生活を送ること」という意味でも使われます。

「晴耕雨読な生活」が「自分のしたいがままの生活」という意味に捉えられて、「晴耕雨読」の意味を堕落した人の生活ぶりと解釈されることがあります。

しかし「晴耕雨読」とはただのんびり暮らしているという意味ではなく、晴れた日には外に出て畑を耕しているわけで労働をしていないわけではありません。

気候などの自然界の流れに合わせた生活をしているのであって、それ以上に無理をしないという意味です。

決して楽して暮らすという意味ではないので、間違って解釈しないように注意しましょう。

「晴耕雨読」の使い方・例文

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「晴耕雨読」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    もうすぐ退職です。
    これで晴耕雨読の生活ができます。
  • 例文
    晴耕雨読を楽しむために、田舎に引っ越すことにしました。

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