「白羽の矢が立つ」の意味とは?意味や使い方を解説!

「白羽の矢が立つ」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「白羽の矢が立つ」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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白羽の矢が立つ

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「白羽の矢が立つ」とは

何かに抜擢されることを揶揄した表現としてよく使われますよね。

しかし、なぜ「白い羽の矢が立つ」というような表現をするのでしょうか。

今回は「白羽の矢が立つ」の意味や使い方と共に、言葉の由来もご紹介いたします。

「白羽の矢が立つ」の意味とは?

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「白羽の矢が立つ」の意味

「白羽の矢が立つ」は「大勢の中から誰かが選び出される」時に使われる表現です。

例えば職場のリーダーに推薦されたような場合「リーダーとして白羽の矢が立った」のように表現します。

シチュエーションとしてはプラスとマイナス両方に使われており、上記のように「大抜擢」の意味もあれば、「やりたくないのに選ばれてしまった」場合でも「白羽の矢が立つ」と表現します。

言葉の由来は、古代伝説です。

ヤマタノオロチの伝承など、日本では古くから人身御供の伝説があります。
つまり「生贄(いけにえ)」のような役割ですね。

神々を鎮めるために誰を犠牲にするかという時、生贄の証として白い羽の矢を家に立てたことが、「白羽の矢が立つ」の語源になっているとされています。

「白羽の矢が立つ」の類語としては「大抜擢」が挙げられます。
こちらはプラスの意味でしか使われませんが、大勢の中から選び出されるという点で「白羽の矢が立つ」と同義です。

「白羽の矢が立つ」の使い方・例文

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「白羽の矢が立つ」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 学級委員を選ぶ時に、何故か僕に白羽の矢が立った。
  • 町内会の役員として父に白羽の矢が立ったが、正直やりたくなさそうだ。

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