「焼け石に水」の意味とは?意味や使い方を解説!

「焼け石に水」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「焼け石に水」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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焼け石に水

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皆さんは「焼け石に水」という言葉を知っていますか?

言葉自体はよく聞くものですが、詳しく知っているという人は少ないと思います。

今回はそんな「焼け石に水」という言葉について紹介していきます。

「焼け石に水」の意味とは?

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「焼け石に水」の意味はわずかな努力や助けでは、効果がほとんど期待できないことです。

言葉通り、「焼け石に少し水をかけても蒸発してしまうので意味が無い」ということですね。

由来もご紹介します。

焼け石は非常に熱くて、水をかけても「ジュワー」と音を立てるだけでなかなかその熱が下がることはありません。

そこから、「焼け石に水をかけてもすぐに蒸発してしまい全く冷えないこと」から転じて、「少しの頑張りや、援助は、全く役にたたないこと」を意味するようになりました。

「焼け石」が「起こっている事、出来事」
「水」が、「少しの努力やサポート、援助」を表しています。

「焼け石に水」の使い方・例文

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「焼け石に水」の類語として、「二階から目薬」が挙げられます。

「二階から目薬」は、簡単に言うと「もどかしいこと」です。「回りくどいやり方では良い結果は得られない」という意味も持っています。

全く効果がない訳では無いものの、他の方法を考えた方が早く良い成果を得ることが出来る、という点において、「焼け石に水」と「二階から目薬」は類語といえますね。

例文

  • 例文・そんな大量の借金を返す為にコツコツ働いても、焼け石に水だ。
  • 例文・明日は試験だけど何も手をつけていない。今更勉強しても焼け石に水だから寝よう。

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