「火のない所に煙は立たぬ」の意味とは?意味や使い方を解説!

「火のない所に煙は立たぬ」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「火のない所に煙は立たぬ」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

目次 [表示]

火のない所に煙は立たぬ

Photo by h_okumura

「火のない所に煙は立たぬ」とは

自分で使ったことはなくても、一度は聞いたことがある言葉だと思います。

また、実際にこのようなことを言われて苦しんだ経験がある人もいるかもしれません。

「火のない所に煙は立たぬ」とは一体どのような意味の言葉なのでしょうか?

「火のない所に煙は立たぬ」の意味とは?

Photo byFree-Photos

「火のない所に煙は立たぬ」の意味

「火のない所に煙は立たぬ」は「根拠が全くなければうわさは立たない」「うわさが立つからには多少でも事実があるものだ」という意味の言葉です。

火があれば必ず煙が立つものですが、逆に「煙があるならその下には火がなければおかしい」ですよね。
この事実を元に作られた言葉です。
類語としては「蒔かぬ種は生えぬ」「無い名は呼ばれず」というようなことわざもあります。

芸能人の浮気関係のゴシップでも、大抵は根拠となる事実が多少はあるものです。
本当の浮気ではなかったとしても一緒に飲んでいるところを見られたとか、腕を組んで歩いていた事実があるなど、大抵は証拠となる何かが存在します。

ただ、「火のない所に煙は立たぬ」の対義語には「根がなくとも花は咲く」という言葉があります。
これは「切り花でも水に浸けておけば花が咲く」ことを元にしてできた言葉ですが、つまり「根拠がなくてもうわさが広まることがある」という意味のことわざです。

確かに根拠のないうわさも世の中には存在します。

しかし、そういった事実が何もなくうわさが立ったとしても、何もなければそのうち疑惑は晴れることでしょう。

「火のない所に煙は立たぬ」の使い方・例文

フリー写真素材ぱくたそ

「火のない所に煙は立たぬ」を使った例文をご紹介いたします。

どちらも「根拠がなければうわさは立たない」という意味の文章です。

例文

  • きみが万引きをしたという噂を聞いたよ。
    火のない所に煙は立たないというから、事実なんだね?
  • 火のない所に煙は立たないというが、私はそんなことは断じてやっていない!

関連する記事

記事ランキング