「立つ鳥跡を濁さず」の意味とは?意味や使い方を解説!

「立つ鳥跡を濁さず」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「立つ鳥跡を濁さず」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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立つ鳥跡を濁さず

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「立つ鳥跡を濁さず」
読み方(たつとりあとをにごさず)

古くから人間の去り際や引き際については、諸説いろいろな事が言われています。

そのような表現を言い表す言葉として使われていますので御理解いただけたら幸いです。

この記事では「立つ鳥跡を濁さず」の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

「立つ鳥跡を濁さず」の意味とは?

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「立つ鳥跡を濁さず」の意味とは

「立つ鳥跡を濁さず」という言葉は、
ある場所や環境から立ち去る時には後始末にしてから居なくなるべきだという意味で使われます。

同様に、去り際を後始末する(した方がいい)という意味で用いられることもあります。

「立つ鳥跡濁さず」の意味の由来

この言葉は、春や秋の季節に日本に飛来してくる白鳥が由来で生まれたと言われています。

こういった故事成語の類には、元は中国からきているものも多いですが、この「立つ鳥跡を濁さず」は日本で生まれたとされてます。

前述の白鳥が立ち去る後は、エサや糞などを散らかしていることなく、綺麗な水面そのものだったことから、人間もかくあるべきだと作られた言葉です。

中国にも似た意味の「好来好去」という故事成語がありますが、最初から最後までしっかりとするべきという解釈になり「立つ鳥跡を濁さず」とは多少意味が異なります。

「立つ鳥跡を濁さず」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 嫌な思いを沢山し、体調まで壊してしまったが。立ち鳥跡を濁さずの気持ちで会社をあとにした。
  • 例文 立つ鳥跡を濁さずの類語には「原状回復」という言葉があります。

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