「急がば回れ」の意味とは?意味や使い方を解説!

「急がば回れ」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「急がば回れ」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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急がば回れ

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英語にも「急がば回れ」と同じ意味を持つ表現のことわざがあります。

  • Haste makes waste. =急かすと結局無駄になる
  • More haste less speed. =急いでいる時ほど、スピードは落ちる
  • Slow and steady wins the race.=ゆっくりと着実な者が競争に勝つ

「急がば回れ」の意味とは?

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「急がば回れ」は「いそがば まわれ」と読みます。
急ぐからといって危険で何があるかわからない近道を選ぶよりは、遠いけれど確実にたどり着くことのできる回り道を選ぶ方が賢明だという意味のことわざです。

「急がば回れ」を理解する時に注意してほしいのは、回り道を選ぶからと言って「のんびりと行く」という意味で捉えてはいけないという事です。急ぎで物事を行う時、合理的で無駄の無い効率的なやり方は不可欠です。しかし、急ぐあまりに手順を変えてしまうと、失敗したりやり方を間違えたりと、かえって無駄な作業を生む場合があります。例え急いでいたとしても、時間は掛かっても丁寧で確実な方法の方がかえって無駄を省き、余裕を持って効率良く行うことができるという例えなので注意しましょう。

「急がば回れ」の使い方・例文

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「急がば回れ」の使い方は、早いけど慣れない方法や危険な方法を選ぶよりも、時間はかかるかもしれないけど、安全で確実な方法を選んだ方がかえって効率よく早くできる場合を例える時に使います。


 

例文

  • 例文

    器用なAさんが考えついた方法はとても早く作業が進みそうです。しかし、その方法は不器用な自分ではとてもこなせそうにありません。急がば回れでいつも通りの方法で確実に仕上げた方が早く終わりそうです。
  • 例文

    学校に遅刻しそうだから近道をして交通量の多い大通りを行こうかな。いやここは急がば回れでいつもの歩道橋を走って行った方が安全だ。

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