「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざの意味を解説していきます。よく聞くことわざで覚えておくと便利です。また、私たちの生活にとても大切な教訓になります。今回は「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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風が吹けば桶屋が儲かる

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風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

ある話が由来のことわざなのですが、大切な教訓が含まれるのです。

今回は「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味や由来、使い方について解説していきます。

「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味とは?

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「風が吹けば桶屋が儲かる」とは、ある現象が起こることで、一見関係ないと思われるところにまで影響が及ぶという意味のことわざです。

風と桶屋には何も因果関係がないように思えますね。もととなった話は江戸時代の町人文学である浮世草子に記載されてます。

風が吹くと砂埃が舞い、砂埃が目に入って盲人が増える。盲人は三味線で生計を立てようとするため、三味線を作るため猫の皮の需要が増える。猫が減ってしまい、ネズミが増える。ネズミが増えたことで桶をかじられてしまうので、桶の需要が増え桶屋が儲かる。という話です。

まるでドミノのように現象が起こり、関係ないと思われるところにまで影響していますね。

類語に「バタフライ効果」という言葉があり、蝶が羽ばたく程度の小さな力を与えるだけで、周りに大きな影響を及ぼすという現象です。

小さな力が世界の気象に影響を与えるような因果関係があるのならば、観測誤差を無くさない限り長期的な気象予報を完全に行うことは困難だという提言がもとになっています。

「風が吹けば桶屋が儲かる」の使い方・例文

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最後に「風が吹けば桶屋が儲かる」が使われた例文を紹介します。

例文

  • 例文 コロナウイルスの影響が我々の業界にも響いてきた。風が吹けば桶屋が儲かるとはこのことだ。
  • 例文 牡蠣の養殖には風が吹けば桶屋が儲かると言えるくらい、きれいな山つくりが不可欠だ。

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