「喉から手が出る」の意味とは?意味や使い方を解説!

「喉から手が出る」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「喉から手が出る」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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喉から手が出る

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喉から手が出る』凄い表現ですね。よく聞く言葉ですが、どのような場面で使うのでしょうか。

実際に喉から手が出たら、大変な事です。第一、苦しいでしょうね。それくらいの勢いという事ですね。

今回は『喉から手が出る』という言葉の意味について考え、その使い方や例文をご紹介していきます。
 

「喉から手が出る」の意味とは?

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『喉から手が出る』とは、欲しいという気持ちが抑えきれず、喉から手が出てしまいそうな程である、という意味です。
 

この『喉から手が出る』という言葉の由来は、人間の本質的な欲求である、食の欲求から来ています。現代ではあまり考えられない事ですが、昔は『天明の大飢饉』など、食べ物が十分になく、飢餓状態に陥ってしまう人々がたくさんいました。

そのような状態になってしまうと、とにかく生存欲求を満たす事が先決ですから、人目なんか気にせず、動物の様に食べ物を箸やスプーン、手すら使わずに、直接食べるなんて事もありました。

そんな様子から、『喉から手が出ている』という比喩の表現が使われる様になりました。

「喉から手が出る」の使い方・例文

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今の日本ではそんな飢餓状態に陥る事はなかなかないので、『食べ物や飲み物が欲しくてたまらない』という意味から、もっと幅広く『欲しくてたまらない』という意味で使われる様になってきました。

こんな可愛らしい女性からの愛は『喉から手が出るほど欲しい』ですよね。

それでは、『喉から手が出るほど欲しい』を使った例文をご紹介いたしましょう。

例文

  • 確かにお金は喉から手が出るほど欲しいよ。しかし、誰かを傷つけてしまう様な事はしたくないんだ。
  • ビートルズの未発表曲が、時を経てCD化されるみたい。ファンとしては喉から手が出るほど欲しいよね!

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