最終更新日: 2020年5月3日

    「渾然一体」の意味とは？意味や使い方を解説！

    「渾然一体」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「渾然一体」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

    目次 [表示]

    渾然一体

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    「渾然一体」は、「渾然」と「一体」という言葉が組み合わさって成り立つ四字熟語です。

    「渾然（こんぜん）」の意味は、「溶け合い区別がないさま」または「1つにまとまるさま」です。「渾然一体」の意味を成り立たせているのは、主に「渾然」の存在および意味だと言えます。

    「一体（いったい）」の意味は、「1つのもの」です。「体」は肉体のイメージの他に、「視覚的な形」を表す意味もあります。そのため、「数字的な1」を表す「一」と組み合わさることで「1つのもの」の意味を持つ「一体」の言葉になります。

    「渾然一体」の意味とは？

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    「渾然一体」の意味は、2つあります。

    1つめは、「いくつかのものが溶け合い区別できない」ことです。    同じものが溶け合うのではなく、違った特徴を持つものが溶け合って、どれがどれだか分けることができない状態・状況になっていることを表しています。
     

    2つめは、「全てが溶け合い1つのものになる」という意味です。

    辞書においては、「いくつかのものが溶け合い区別できない」と「全てが溶け合い1つのものになる」が違う意味として分けられることはありません。しかし、「区別できない」のと「1つのものになる」とでは少し表現が違うため、使い祭には注意しましょう。

    「渾然一体」の使い方・例文

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    「渾然一体」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

    例文

    • 例文
      愛憎のみならず、情やら執着心やらで感情が渾然一体となります。
    • 例文
      犬の鳴き声が渾然一体となり、一種の音楽になっています。

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