最終更新日: 2020年5月2日

「天下布武」の意味とは？意味や使い方を解説！

「天下布武」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「天下布武」の意味や使い方、例文について解説していきます。

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天下布武

「天下布武」
読み方（てんかふぶ）

みなさんは天下布武という言葉を聞いたことはありますか？

歴史が好きな方であれば織田信長のことを連想する人もいるかもしれません。

現代における織田信長をイメージした作品や戦国物の物語の中では頻繁に登場する天下布武という言葉ですが、みなさんはこのことわざの意味を調べてみたことはありますか？

もし気になっていたけど調べたことがなかったという方はこの記事を参考に理解を深めていただけたら幸いです。

今回は「天下布武」の意味や使い方などをご紹介させていただきます。

「天下布武」の意味とは？

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「天下布武」の意味とは

まず天下布武の読み方は「てんかふぶ」となります。

決して難しい読み方ではないのでしっかりと覚えましょう。

そもそも天下布武とは何なのかについてです。　　

これは「織田信長が朱印に用いた印象の印文」です。いわゆる織田信長が天下統一を意識して考えた印鑑のマークのようなものです。

その印に書いてあった四文字が「天下布武」ということです。

「天下布武」の語源

そもそも織田信長はどのような意味を持って「天下布武」という言葉を刻んでいたのでしょうか？

実は「武」という言葉には「争いや戦いを止める」という意味があります。

また、「武」には「七徳の武」の意が込められているといわれています。

七徳の武とは

1.暴を禁じる
2.戦をやめる
3.大を保つ
4.功を定める
5.民を安んじる
6.衆を和す
7.財を豊かにする

というものです。

そのため、天下布武とは織田信長による「天下に七徳の武を布く」「天下統一」という思い、天下泰平の世界を築くという強い意志の表れだったのではないかと言われております。