「暗中模索」の意味とは?意味や使い方を解説!

「暗中模索」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「暗中模索」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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暗中模索

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「暗中模索」とは

読み方は「あんちゅうもさく」です。
比較的よく使う言葉なので、一度は聞いたことがある方が多いと思います。
意味も漢字のニュアンスから想像できなくもないですが、成り立ちなどはご存知でしょうか?

今回は「暗中模索」の意味や由来、使い方などを詳しくご紹介いたします。

「暗中模索」の意味とは?

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「暗中模索」の意味

「暗中模索」は「物事を解決するための糸口を探しながら試していく」という意味の言葉です。

ビジネスや日常で何かの問題や壁にぶち当たった時、解決の糸口がすぐに見つからないことがありますよね。
こうした時は色々なことを試すことで解決法を見つけていくようになりますが、この試行錯誤の過程が「暗中模索」の表す状態です。

「暗中模索」の由来は、中国の故事によると言われています。
唐の時代の政治家で、物忘れがひどく会った人の名前も覚えられない人がいました
その人に対して「有名な人に合えば暗闇を探ってでも知りたくなるだろう」と発言したことから、これが「暗中模索」の語源となりました。

はじめの頃は「暗闇の中で手探りをすれば答えはすぐわかる」という意味で使われていたのですが、年月を経るごとに「暗闇を探っても答えがなかなか見つからない」「色々と試すがなかなかうまくいかない」という意味に変わっていったようです。

 

「暗中模索」の使い方・例文

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「暗中模索」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • プロジェクトがなかなかうまくいかず、暗中模索の日々だ。
  • 30年も暗中模索を続けた結果、やっと研究が実を結んだ。

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