「鶏口牛後」の意味とは?意味や使い方を解説!

「鶏口牛後」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「鶏口牛後」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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鶏口牛後

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あなたは、「鶏口牛後」という四字熟語をご存じですか?

初めて見た方では、全く意味が分からないかと思います。

就活や転職で、座右の銘としても使われる言葉なので知っておいて損はありません。

今回は「鶏口牛後」の意味や使い方について詳しく紹介していきます、

「鶏口牛後」の意味とは?

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「鶏口牛後」とは、大きな組織で一番下になるよりも、小さな組織のトップになる方が良いという意味です。

漢字の通り牛の最後になるくらいなら鶏の口、つまり先頭になった方が良いということですね。

読み方は「けいこうぎゅうご」です。

同じ意味で「鶏頭牛後」と言う人も多いです。

正しくは鶏口牛後ですが、日本語として多くの人が意味を理解している点では、言葉としておかしくないのかもしれませんね。

 「蘇秦」という人の戦国時代の活躍を描いた作品「『史記』蘇秦列伝」にこの言葉の由来があります。

秦に周りの小国が領土を要求する時、蘇秦が語った周りの6つの小国が協力することで大きな国である秦を倒そうという話から来ています。

就活などでも用いられます。

大企業の下っ端として仕事をするくらいなら起業した方が良いという考え方の人は鶏口牛後の考え方といえます。

タイミングや使い方を考えて相手に失礼のないように使いましょう。

類義語としては「鯛の尾より鰯の頭(たいのおよりいわしのかしら)」があります。

「鶏口牛後」の使い方・例文

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最後に、鶏口牛後を使った例文を紹介していきます。

例文

  • 大企業は安定している点で優れているが、鶏口牛後の気持ちで企業を決意した。
  • 大企業で思うように出世できず、鶏口牛後の思いで中小企業に転職した。

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