「辞任」と「辞職」と「退任」の違いとは?意味や使い方を解説!

「辞任」と「辞職」と「退任」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「辞任」と「辞職」と「退任」の違いや使い方についてご紹介します。

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「辞任」と「辞職」と「退任」

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みなさん、「辞任」と「辞職」、「退任」の違いがわかりますか?

自分の周りではもちろん、企業が不祥事を起こした時などにもよく耳にする言葉です。

どれも仕事を辞めるという意味で使われがちですが、それぞれ意味や使い方が違います。

実は、「責任を取って辞任します」と「責任を取って辞職します」では、その後の待遇が全く変わってくるのです。

今回はこの3つの意味の違いや使い方について紹介していきます。

「辞任」の意味

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「辞任」とは、任務や役職を自らの意志で辞めることを意味します。

任務が終了していない、任期満了していない状態で職務を辞めるということです。

任務を辞めるからといって、職場から退くわけではないことがポイントです。

「大臣を辞任する」というと、大臣という役職は辞めるが、国会議員として残るということになります。

重要な役職に用いられることが多い言葉で、責任を取って辞めることを「引責辞任」とも言います。

「辞職」の意味

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「辞職」とは、それまでの職を自らの意志で辞めることを意味します。

「辞任」と異なる点は、任務や役職を辞めるだけでなく、言葉通り職を辞するという点です。

つまり、「大臣が辞職」するといわれれば、大臣を辞めると同時に国会からも去り、議員も辞めるということです。

また、一般企業において、辞職というのは主に課長以上の役員などに用いられます。

平社員が自ら仕事を辞める時は「退職」というのが一般的です。

「退任」の意味

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「退任」とは、任務や役職を辞めることを意味します。

「退職」と混合されがちですが、退職が職を退くことを表すのに対し、退任は任務を退くことです。

また、辞任と異なり、退任は自らの意志や任期満了など、理由を問いません。

退任祝いを行うのは任期を満了した場合の退任です。

「辞任」と「辞職」と「退任」の違い

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  • 辞任:任務や役職を自らの意志で辞めること
  • 辞職:それまでの職を自らの意志で辞めること
  • 退任:任務や役職を辞めること
という意味の違いがあります。

また、「退職」はそれまでの職を辞めることを意味します。

「任」か「職」かで辞することが任務か職かは明らかですね。
  • 「辞」なら自分の意志
  • 「退」なら理由問わず
ということを覚えておきましょう。

また、一般企業であれば役員以上が辞める時は「辞職」、平社員が辞める時は「退職」という使い分けも覚えておくと日常で役立ちます。

「辞任」と「辞職」と「退任」を使った例文

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ここで、例文を通してそれぞれの使い方をおさらいします。

例文

  • 不祥事の責任を取って社長が辞任した
  • 実家を継ぐため、辞職を決めた
  • 2年の契約期間を過ぎたので学長が退任した

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