「出生地」と「出身地」の違いとは?意味や使い方を解説!

「出生地」と「出身地」の違いについて解説していきます。どちらも日常会話で良く使いますね。同じような言葉に思えますが、実はそれぞれの意味や使い方に違いが存在しするのです。今回は「出生地」と「出身地」の意味の違いや使い方についてご紹介します。

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「出生地」と「出身地」

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出生地」と「出身地」という言葉はよく耳にしますね。
自己紹介をする時にも使うと思います。
しかし、「出生地」と「出身地」では実は意味が違うと言うことはご存知ですか?
それぞれの言葉の意味の違い、使い方について解説していきます。

「出生地」の意味

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「出生地」とは、生まれた土地のことです。戸籍謄本に記載されるので、法律上明確です。
戸籍謄本に記載される「出生地」は、生まれた場所の住所が記載されます。
現在は多くの方が病院で出産します。なので、戸籍謄本の「出生地」の欄に病院の住所が書かれている人が多いです。

「出身地」の意味

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「出身地」とは、生まれた土地、または育った土地のことです。主に後者を優先します。
育った土地というのは、人格形成に影響を与えた土地と言われいて、国土交通省は、生まれてから15歳までの間に一番長く過ごした場所と定義されています。
生まれた土地でそのまま大人になれば、「出生地」と「出身地」が同じになります。
しかし、例えば、北海道で生まれて、1年後に沖縄に引っ越して、高校卒業まで沖縄で過ごしたとします。この場合、「出生地」は北海道ですが、「出身地」は沖縄ということになりますね。

「出生地」と「出身地」の違い

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ここで、「出生地」と「出身地」の意味の違いについてまとめます。

出生地 その人が生まれた土地のこと。

出身地 その人が育った土地で、その人の人格形成に影響した土地のこと。

「出生地」と「出身地」を使った例文

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最後に、それぞれの言葉を使った例文を紹介します。

例文

  • 例文 戸籍謄本の出生地を確認する。
  • 例文 私の出身地は北海道です。

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