「ミステリー」と「サスペンス」の違いとは?意味や使い方を解説!

「ミステリー」と「サスペンス」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「ミステリー」と「サスペンス」の違いや使い方についてご紹介します。

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「ミステリー」と「サスペンス」

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「ミステリー」や「サスペンス」と聞いて、好きだと答える人も多いことでしょう。

しかし、その違いと意味についてはご存知ない方や、意味を混同してしまっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、「ミステリー」と「サスペンス」の違いと意味についてご紹介していきます。

「ミステリー」の意味

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「ミステリー」とは犯人やトリックの謎解きをしていく作品のことを意味します。

これは英語の「mystery」に由来しており、意味は「神秘的、不可解、謎」などがあります。

 

「ミステリー」に分類される作品としては、殺人のトリックが最後に解決されたり、最後まで犯人がわからなかったり、読者へと向けられる「叙述トリック」が使われる作品などがあります。また、名探偵が活躍する推理小説なども、広い意味で「ミステリー」作品と言えます。

「サスペンス」の意味

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「サスペンス」とは、見ている人に犯人や真相が既に明かされていて、その解決までの緊張感や不安感を楽しむ作品のことを意味します。

英語の「suspense」に由来しており、「不安、気がかり、はらはらする状態」などの意味があります。

すでに犯人が誰なのか、視聴者や読者にはわかっていて、その犯人をいかにして追い詰めていくのか、主人公はその過程においてどのような緊張感や恐怖や不安を味わうのかなど、ハラハラドキドキしながら楽しむ作品のことを言います。

「ミステリー」と「サスペンス」の違い

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「ミステリー」 → 犯人やトリック、真相がわからず、ラストに向かって謎解きをしていく作品

「サスペンス」 → 犯人や真相は明らかにされていて、解決までの緊張感や不安感などを楽しむ作品


2つの言葉には明確な違いがある事が分かりましたね。

しかし、作品によっては線引きが難しいものもあります。
サスペンス寄りのミステリーやその逆もあります。

ですので、ジャンルにこだわらず色々な作品を純粋な気持ちで楽しむことがよさそうです。

「ミステリー」と「サスペンス」を使った例文

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「ミステリー」と「サスペンス」の違いがわかったところで、それぞれの例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文 このミステリー小説はトリックが難しいです。
  • 例文 サスペンスドラマは真実がわかった時がおもしろいです。

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