「24時」と「0時」の違いとは?意味や使い方を解説!

「24時」と「0時」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「24時」と「0時」の違いや使い方についてご紹介します。

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「24時」と「0時」

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「24時」と「0時」が指す針は同じ場所ですが、それらは言葉に含まれるニュアンスがそれぞれ違います。今回はその違いを見ていきましょう。

0時」は 1日のはじまり
24時」は 1日の終わり

「24時」の意味

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「24時」とは、一日の終わりを意味します。

24時と表示した場合、正午と間違われることはありません。
しかし、24時は日付があいまいになります。
例えば、7月7日の24時と表示した場合、これは7月6日が7月7日になった時刻ではなく、7月7日が7月8日になった時刻になります。
24時は、23時59分の60秒後の意味だからです。
また、24時は、期間の終わりとして、時間の幅を直感的にわかりやすくする性質も持っています。

「0時」の意味

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「0時」とは、一日の始まりを意味します。

「0時」と表記すると、日付が誤解されることはほとんどありません。
例えば、7月7日の0時と表記されれば
日付が変わって7月7日になったことがとわかります。

しかし、「0時」は昼の0時なのか、夜の0時なのか分かりにくいですよね。先ほどの例も、もしかしたら7月7日の正午のことを表しているのかもしれません。

分かりやすく表示するためには、
深夜0時を午前0時
正午を午後0時
とすると分かりやすいですね。

「24時」と「0時」の違い

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「0時」とは、一日の始まり
「24時」とは、一日の終わり

であると言えます。

24時間制なら正午は12時となり、0時は必ず夜の0時を指してることになります。そのため、飛行機や電車の時刻表など、誤解が生じたらまずい場所では、時刻は24時間制になっています。

また、24時間制では23時59分の次は0時0分です。24時という表現は、24時間制で表せる範囲を超えています。そのため、本来ならば0時という表現が正しく、24時というのは適切な表現ではないということになります。

「24時」と「0時」を使った例文

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「0時」と「24時」の違いと意味がわかったところで、それぞれの例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文 明日の飛行機は0時に空港に到着します。
  • 例文 24時には寝ましょうね。

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