「主旨」と「趣旨」の違いとは?意味や使い方を解説!

「主旨」と「趣旨」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「主旨」と「趣旨」の違いや使い方についてご紹介します。

目次 [表示]

「主旨」と「趣旨」

Photo by Doing

「話のシュシはなんですか?」
と言われた時に当てはまる「シュシ」という漢字はどのようなものを思い浮かべますか?

主旨」なのか「趣旨」なのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

今回は同じ読み方で意味の違う、同音異義語の「シュシ」という言葉についてご紹介していきます。

「主旨」の意味

フリー写真素材ぱくたそ

「主旨」とは、考え・文章・話などの中心となる事柄のこと意味しています。

 

文章の要点や話であれば相手に伝えようとしていると捉えることができます。

 

しかしここでポイントなのは、理念や目的を伴わないというところです。

「コレが話の中心である!」という時に使います。

「趣旨」の意味

フリー写真素材ぱくたそ

「趣旨」とは、何か物事を行う上で、元にある考えや主な狙いのことを意味します。

 

つまり、物事の理由や目的といったことに使用するのが正しい使い方になります。

ポイントとしては、趣味や趣向、内容や考えていること、理念などを伝える時に使うという点です。

「主旨」と「趣旨」の違い

Photo byAlLes

このふたつの言葉の意味違いはなんでしょうか。

つまりは、

「主旨」 → 考え・文章・話などの要点。
                 理念・目的などを伴わない。

 

「趣旨」→ ある事柄のもとにある考えや主な狙い。
                理念・目的などを伴う。

という明確な違いがありますますね。

「主旨」と「趣旨」を使った例文

フリー写真素材ぱくたそ

意味が明確になったところで、「主旨」と「趣旨」を使ったそれぞれの例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文 今回の企画の主旨を説明します。
  • 例文 ここには会社設立の趣旨が記載されています。

関連する記事

記事ランキング