「初め」と「始め」の違いとは?意味や使い方を解説!

「初め」と「始め」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「初め」と「始め」の違いや使い方についてご紹介します。

目次 [表示]

「初め」と「始め」

Photo byDarkWorkX

初め」と「始め」は使い分けが難しい漢字ですよね。

例えば、「仕事はじめ」「社長をはじめとして」「はじめから終わりまで」など、置き換えの判断が難しい場合も多くあります。

今回はそんな近いわけの難しいふたつの言葉の意味と違いをご紹介していきます。

「初め」の意味

Photo bystux

「初め」とは、ある期間の早い段階、ものごとの最初という意味をあらわします。

 英語で表すと「first」です。文法としては名詞、または副詞として使われます。

 

「始め」の意味

Photo bysilviarita

「始め」とは、ある時点において新たに行動をしたり、ものごとが起こったりすることを意味します。開始、始まり、着手などの意味を持ちます。

英語で表すと、「start」「beginning」です。動詞の名詞的表現として使います。

「初め」と「始め」の違い

Photo byPixaline

以上のことから、ふたつの言葉の意味の違いとしては、

「初め」 → ものごとの最初

「始め」 → ものごとの開始

ということが言えるでしょう。

基本的な意味の考え方として、「初め」は”最初”、「始め」は”開始”という意味であると覚えておくと良いでしょう。

ただし、実際の使い分けは厳密ではありません。従来からの慣習によるところが大きいのが現状です。どちらを使うべきか迷うような場合は、あえて漢字で書こうとするよりもひらがなで書いたほうがよいでしょう。

「初め」と「始め」を使った例文

Photo by masato_photo

「初め」と「始め」それぞれの意味がわかったところで、例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文 初めてマンゴーを食べました。
  • 例文 習字を習い始めようと思います。

関連する記事

記事ランキング