「生き生き」「活き活き」の違いとは?意味や使い方を解説!

「生き生き」「活き活き」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「生き生き」「活き活き」の違いや使い方についてご紹介します。意味の違いを理解していれば、ふとした時に周囲からの評価がぐっと上がるかも知れません。

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「生き生き」「活き活き」

生き生き」と「活き活き」の違いが分かりますか?

どちらも「いきいき」と読むのは同じですが・・。

「生き生き」と「活き活き」の違いを紹介します。

「生き生き」の意味

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生き生き」の意味は、「新鮮でみずみずしい」とか「活気がある」ということです。

生き生きとした魚、といったら、取り立てぴちぴちの魚が思い浮かびますね。

生き生きとした野菜、といったら、みずみずしくてフレッシュな野菜が思い浮かびます。

そのような様子が「生き生き」です。

子どもたちの表情は生き生きとしている、といったら、どのような様子が思い浮かびますか?

楽しんでいたり、熱心に取り組んでいたり、そういう表情ではないでしょうか。

そのように、「新鮮」という意味のほかに「活気がある」という意味でも使われます。

「活き活き」の意味

活き活き」の意味は「生き生き」と同じく、「新鮮でみずみずしい」「活気がある」という意味です。

「生き生き」と大きく違う点は、「活き活き」という使い方は、常用漢字にはないということです。

正式な書類などに「いきいき」という言葉を使うときには、「生き生き」と書くのが正解です。

ただし、「活き活き」という言葉が間違っているわけではありません。

私的なものや、小説などニュアンスを大切にする分野では、好みで使って問題ないのです。

「生き生きとした声」よりも「活き活きとした声」の方がしっくりくると思えば、遠慮なくそう表現してください。
 

「生き生き」「活き活き」の違い

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「生き生き」と「活き活き」の違いを紹介します。
 

  • 「活き活き」は常用漢字ではない

「生き生き」と「活き活き」の大きな違いです。

正式な文書では、「活き活き」は使わずに、「生き生き」を使いましょう。

「生き生き」「活き活き」を使った例文

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「生き生き」と「活き活き」を使った例文を紹介します。

これからは「いきいき」を書くときに、迷うことはないですね。

例文

  • 例文 おやつを見たときの愛犬の生き生きとした目、本当にかわいくて、笑っちゃう。
  • 例文 職場を替えてから、彼女は活き活き働いているね。

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