「ニート」と「フリーター」の違いとは?意味や使い方を解説!

「ニート」と「フリーター」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「ニート」と「フリーター」の違いや使い方についてご紹介します。

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「ニート」と「フリーター」

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「ニート」と「フリーター」の違いって何なのか?

両方、まともに働いてない人と思われがちでしょうか。それとも、根本的に違っているのか。

そんな、疑問を少し掘り下げて紹介します。

「ニート」の意味

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「ニート」の意味。

ニートとは、果たしてどんな人を指示した言葉なのでしょう。

NEETとは、「Not in Education,Employment or Training」の頭文字からきています。

総務省統計局の労働力調査では、若年無業者と称される事があります。

内閣府のニートの定義としては若年無業者であり職業訓練も受けていない人としています。

「フリーター」の意味

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「フリーター」の意味。

言葉の意味としては、フリーアルバイターと言う造語からフリーターと言う言葉が出来ました。

仮に、現在働いていない状態でパートやアルバイトを探しているのならばフリーターと見なすと言うのが日本の行政機関の判断です。

一般的には、アルバイトなどの不安定な雇用形態で働いている人をフリーターと総称しています。

「ニート」と「フリーター」の違い

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個々の表現により「ニート」と「フリーター」は違っているようですが、定義としては明確な違いが存在します。

定義から双方の違いを見て行ってみましょう。
 

【ニートの定義】

無職で専業主夫でも専業主婦でもなく、就職活動も職業訓練も受けていない人

【フリーターの定義】

アルバイトでも社会で仕事をしている人、又はアルバイトなどを探している人も含む

ニートもフリーターも定義はあっても、周囲の人の見た目や先入観によって判断されてしまう事は往々にしてあります。

本人がニートみたいなもんだと言っていればニートになってしまい、フリーターみたいなもんだと言っていればフリーターと周囲に認識されます。

一般的な認識としては、アルバイトをして生計を立てる事が出来ている人をフリーターと認識し。生計を立てられない人をニートと判断しています。

現状認識の甘い人と思ったり問題を先送りにしている人をニートやフリーターと揶揄している一面も。

仮に、アルバイトなどの週に何日と決まった就労でなく本人自ら仕事を取りに行く職業の人で決まった収入が無い人であっても本人が○○をしていますと言えばその人は周囲からはフリーターとは言われません。

定義に基づくならば、不安定な就労はフリーターなのですが。

「ニート」と「フリーター」を使った例文

例文

  • 例文 あそこの家の長男はいつも昼間からフラフラしてるけど、ああゆう人をニートって言うだよねぇ。
  • 例文 隣の家の旦那さんリストラされて今はフリーターなんだってさ。

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