「逝去」と「召天」と「物故」の違いとは?意味や使い方を解説!

「逝去」と「召天」と「物故」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「逝去」と「召天」と「物故」の違いや使い方についてご紹介します。

目次 [表示]

「逝去」と「召天」と「物故」

Photo byRyanMcGuire

皆さん、「逝去」「召天」「物故」の意味の違いを説明できますか?

それぞれ使うシーンに大きな違いがあります。

死というデリケートな話題で用いる言葉なのでしっかりと使い分けしていきたいですね。

今回はそんな「逝去」「召天」「物故」の意味の違いや使い分けについて紹介していきます。

「逝去」の意味

フリー写真素材ぱくたそ

「逝去」とは、他人の死の尊敬語という意味です。

よく"いきょ"と間違えて読まれがちですが、読み方は"せいきょ"です。

尊敬語であるため、身内に使うことはあまりありません。

丁寧な表現であるため、全体の文脈に気をつけて用いる必要があります。

「召天」の意味

Photo byCapri23auto

「召天」とは、キリスト教の信者が死ぬことという意味です。

"昇天"と読み方は同じですが、召天はキリスト教で用いる言葉です。

キリスト教では、死ぬことはと天(神)に召し出されることといわれているので召天という言葉が使われています。

「物故」の意味

Photo bywebandi

「物故」とは、人が死ぬことという意味です。

物故すると使うことも出来ますが、死んだ人という意味で"物故者"という単語で使われることが多いです。

「逝去」と「召天」と「物故」の違い

Photo byPixaline

「逝去」「召天」「物故」の意味の違いを分かりやすく説明すると、

  • 逝去:人が死ぬことの尊敬語
  • 召天:キリスト教の信者が死ぬこと
  • 物故:人が死ぬこと
ということになります。

「逝去」と「召天」と「物故」を使った例文

フリー写真素材ぱくたそ

例文

  • 恩師が逝去されたそうだ
  • 昨夜友人が召天しました
  • 物故者を偲ぶ会に参加する

関連する記事

記事ランキング