「ひたむき」と「ひたすら」の違いとは?意味や使い方を解説!

「ひたむき」と「ひたすら」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「ひたむき」と「ひたすら」の違いや使い方についてご紹介します。

目次 [表示]

「ひたむき」と「ひたすら」

Photo by migikata

ひたすら」とは、ある一つのことに集中して、そればかりをするの意味です。ある行為が繰り返される状態を表わします。たとえば「ひたすら謝る」というのは、「謝る」という行為を何度も繰り返し続けることによって許しを請うことです。「只管」「一向」と漢字をあてます。

ひたむき」とは、ある一つの事柄に一生懸命になることを意味します。したがって、「ひたむきに愛する」などと使います。

 

「ひたむき」の意味

フリー写真素材ぱくたそ

「ひたむき(直向き)」とは、一つの物事だけに心を向けているさま。忍耐強く、いちずに打ち込むさま。を意味しています。

「ひたむきに後悔する」のような、否定的な意味を表わす言葉とは結びつきません。

「ひたすら」の意味

Photo byFree-Photos

「ひたすら(只管、一向)」には「副詞」と「形容動詞」としての意味があります。
副詞としての意味は「ただその事だけに心が向かう様子」と「全く(すっかり)」「一途」「完全にその状態であるさま」「まったく」「まるっきり」となります。

形容動詞としての意味は、そのことだけに意を用いるさま。いちずであるさま。ひたそら。となっています。

「ひたむき」と「ひたすら」の違い

Photo by *嘟嘟嘟*

「ひたむき」
ひとつの物事に対して、そればかりに取り組むこと

「ひたすら」
ひとつの物事に対して、一生懸命に取り組むこと

​​​​​​​という違いがあります。

「ひたむき」と「ひたすら」を使った例文

フリー写真素材ぱくたそ

「ひたむき」と「ひたすら」の意味と違いがわかったら、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    毎日ひたすら野球の練習に励んで、優勝を目指す。
  • 例文
    裁縫をひたむきに頑張って認めてもらう。

関連する記事

記事ランキング