「内憂外患」の意味とは?意味や使い方を解説!

「内憂外患」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「内憂外患」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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内憂外患

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「内憂外患」とは

読み方は「ないゆうがいかん」です。
ちょっと聞いたことが無い言葉ですよね。

「内憂外患」は中国の故事が由来の、いわゆる故事成語です。
少し難しい言葉ですが、日本でも時々使われる言葉ですので意味を知っていると役立つことでしょう。

今回は「内憂外患」の意味や使い方をご紹介いたしますので、ぜひしっかり読んで使いこなせるようになってください!

「内憂外患」の意味とは?

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「内憂外患」の意味

「内憂外患」は「国内に心配事がある状態で、国外からもやっかいごとがもたらされること」という意味の言葉です。
元は国に対して使う言葉ですが、会社などの組織においても社内外のトラブル等の場面で使われています。

「内憂外患」は古代中国における「鄢陵(えんりょう)の戦い」での出来事が元になっています。
「国外からの問題がなくなれば国内の情勢に問題が出ることを憂慮し、あえて国外の心配事を残すことで国内を団結させた」という逸話があり、ここから「内外無患」という言葉が生まれました。
ここから派生したのが「内憂外患」だと言われています。

「内憂外患」は「内憂外患こもごも至る」という一連のフレーズで使われることが多いです。
「内憂外患こもごも至る」とは、国内の心配事がある時はなぜか同時に国外のやっかいごとも起きるものだという格言です。
確かに日本国内が荒れると、同時に海外でもトラブルが起きて二重に厳しい状態になることはよくありますよね。

世界は地球というひとつの星の上に存在するものですから、どこかで問題が起きれば別のところに派生するのは仕方ないのかもしれません。

「内憂外患」の使い方・例文

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最後に「内憂外患」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 今の我が社は内憂外患の状態で色々上手くいっていないが、ここを乗り切るために一丸となって頑張ろう。
  • 一国の首相は内憂外患の状態でも全てを解決しなくてはならないので大変だ。
    安易に「総理大臣になりたい」だなんて言えない。

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