「青息吐息」の意味とは?意味や使い方を解説!

「青息吐息」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「青息吐息」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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青息吐息

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「青息吐息」とは

読み方は「あおいきといき」です。
「桃色吐息」という楽曲があることから、混同して「青色吐息(あおいろといき)」だと思っている方が時々おられるのですが、「青色」ではなく「青息」です。

「青息吐息」とは一体どのような意味の言葉なのでしょうか。
今回は「青息吐息」の意味や使い方を詳しくご紹介いたします。

「青息吐息」の意味とは?

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「青息吐息」の意味

「青息吐息」は「困難な状態に出るため息」を意味する言葉です。
「青息」とは「青ざめるほど落ち込んだ時の息」のことで、何か困ったことがあり行き詰まりを感じている時に出る息、つまり「嫌なため息」を表します。

「吐息」もため息という意味がありますが、ため息にも色々な種類がありますよね。
例えば楽曲のタイトルになっている「桃色吐息」は、恋愛感情に起因するため息を表します。
「青息吐息」はそういったプラスの意味ではなく、青ざめるほど落ち込んだ状態に出る「はー…」というネガティブなため息のことです。

「青息吐息」の類語としては、「意気消沈」や「四苦八苦」など、苦しんでいる状態の言葉がふさわしいでしょう。
困難に出会うことは人生において誰にでもあることです。
昔からこうした困難を表す言葉が存在するということは、過去の偉人たちも現代人と変わらず困難に出会いながら人生を切り開いていったということです。
今を生きる私たちもそれを忘れずに前向きに生きていきたいですね。

「青息吐息」の使い方・例文

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「青息吐息」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 仕事で大きな失敗をしてしまい、青色吐息しか出ない。
  • この人と結婚したのは間違いだった。顔を見るたびに青色吐息をついてしまう。

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