「怪我の功名」の意味とは?意味や使い方を解説!

「怪我の功名」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「怪我の功名」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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怪我の功名

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怪我の功名」は、「怪我」という不測な過ちから、思いがけず手柄が生まれることもある、という学びそのものが語源とされています。「功名」とは「手柄」のことで、昔は「怪我の高名」と書いた時代もあったそうです。

ちなみに、怪我という過失から輝かしい光が見えることもあると思い違いをし、「怪我の光明」と表記するのは誤りです。この点だけ気を付けましょう。


 

「怪我の功名」を英語で表現するときは「Lucky break(思わぬ幸運)」「by a fluke(まぐれあたりで)」などを使います。

「怪我の功名」の意味とは?

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「怪我の功名」とは、「うっかりしてしまった過ちや間違いが、偶然的に良い結果をもたらすこと」という意味のことわざです。人は誰しもふとした時に間違いや過失をおかしてしまうものですが、そのことが後にプラスの結果になるというありさまを表現した言葉となります。


 

「怪我の功名」の使い方・例文

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「怪我の功名」は、ふとした過ちやミスが良い結果を生むことがあると意味があるため、努力をして得た成果や力を合わせて成し遂げた産物に対して使うのは不適切です。怪我のように不慮の過失から、思わず良い結果となるという逆転勝利のような状況であることが前提です。

「怪我の功名」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文

    不況で仕事を失ってしまいましたが、怪我の功名で、より良い条件の会社が見つかり一安心です。
  • 例文

    恋人とケンカをしましたが、いつもより優しく接してくれるようになりました。。怪我の功名でしょうか?

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