「不幸中の幸い」の意味とは?意味や使い方を解説!

「不幸中の幸い」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「不幸中の幸い」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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不幸中の幸い

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不幸中の幸い」という言葉が、どの時代に出来たのかははっきりわかっていません。ただ近世の資料では、どの時代にも不幸な事柄が起きても救いになる事があったとされています。

それは洪水が起きて家屋が何軒も被害にあったが、けが人や死者がでなかったといった、今の時代における「不幸中の幸い」という概念にも通じるような事柄であったようです。

「不幸中の幸い」の意味とは?

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「不幸中の幸い」とは、「不幸な出来事が起きた際、せめてもの慰めとなること」という意味のことわざです。

「不幸中の幸い」と一緒にされてしまい、間違えられやすいのが「怪我の功名」ということわざです。「怪我の功名」は「何気なくしたこと、過失だと思われた事が偶然良い結果をもたらすこと」の意味のことわざです。

「不幸中の幸い」の使い方・例文

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「不幸中の幸い」とは、まず不幸な出来事が起きて、その状況から救いとなる事を見つけた時に使われます。特に不幸なことが起きたが、その割には致命的な被害に遭わなかったといった時などによく使われます。

例えば災害で家や畑などが崩れてめちゃくちゃになってしまったが、命だけは助かったという状況などです。

ニュースなどでも想像より少ない被害で済んだ事象が「不幸中の幸い」と表現されることがあります。


「不幸中の幸い」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    交通事故を起こしてしまいましたが、死人がでなかったのは不幸中の幸いでした。
  • 例文
    あの崖から転落したにも関わらず、軽傷で済んだのは不幸中の幸いと言えるでしょう。

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