最終更新日: 2020年5月1日

    「四苦八苦」の意味とは？意味や使い方を解説！

    「四苦八苦」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「四苦八苦」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

    目次 [表示]

    四苦八苦

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    「四苦八苦」は、仏教由来の言葉です。

    仏教での「四苦八苦」の意味は、現在一般に知られる「四苦八苦」の意味とは全く異なっていて、「私たちの人生の避けられない8つの苦しみ」を意味する言葉です。

    「四苦八苦」の意味とは？

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    「四苦八苦」とは、4つの苦しみと8つの苦しみという意味ではありません。4つの根源的な苦しみに、4つの苦しみを加えた8つの苦しみを意味していています。12の苦しみと言うことではありません。

    「四苦八苦」以外でも、仏教では「苦しみ」という言葉がよく出てくるのですすが、これらは「思い通りにならない」ことから感じる「苦しみ」を意味します。

    そんな仏教における「四苦八苦」が意味する、8つの苦しみと言うのは、

    • 生苦(しょうく)
    • 老苦(ろうく)
    • 病苦(びょうく)
    • 死苦(しく)
    • 愛別離苦(あいべつりく)
    • 怨憎会苦(おんぞうえく)
    • 求不得苦(ぐふとくく/ぐふとっく)
    • 五蘊盛苦(ごうんじょうく)

    この8つを意味します。

    最初の4つは生老病死(しょうろうびょうし)という四字熟語でもまとめられ、四苦に当たります。

    「四苦八苦」の使い方・例文

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    一般に知られる四字熟語の「四苦八苦」の意味と、仏教における「四苦八苦」の意味は大きく違います。

    一般に知られる「四苦八苦」は類語にある「七難八苦」のように、非常にたくさんの苦しみを意味します。


    「四苦八苦」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

    例文

    • 例文
      足のケガの影響で、階段を上るのに四苦八苦します。
    • 例文
      宿題が難しすぎて四苦八苦しています。

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